地理 2022年8月号

古今書院地理編集部 編

1,390円(税込)

古今書院

地理67巻8号

[目次]
★特集:原子力災害 地理学から考える
原子力災害被災地の復興と地理学のはたす役割 高木 亨
原子力災害とふくしま復興 山川充夫
原子力災害から考える問題解決型科学のあり方 近藤昭彦
原子力災害のアーカイブズ化 瀬戸真之
原爆体験の継承実践は、震災・原発事故の体験の伝承にどう活かすことができるのか 深谷直弘
東日本大震災の教訓をどう活かすか 天野和彦
福島第一原発の世界遺産化の可能性 井出 明
震災アーカイブの展示評論の試み 初澤敏生

★連載
リレーコラム 県から地理を語る 2
 野球好きが高じて、地理教員になった 菊野秀則
ハミ出し地理屋の退職後人生 5
コーヒーの焙煎とカフェ仲間 細田 浩
地理学者が選ぶ 日本の都市百選 13
 奈良県生駒 ─観光都市からベッドタウン、そして脱ベッドタウン 稲垣 稜
TVに登場した地理学者にきく! 9
 ブラタモリ#195 和歌山 額田雅裕
城下町の怪異空間 9
 茨木童子伝承と茨木城下町 中山雄斗
地理らしさが輝く「地理総合」 3
 マルチスケールの視点で都市・居住問題を考えよう 高木佑也
宇宙から見たユネスコ世界遺産 139
 キーウ(キエフ)の聖堂と修道院 田中總太郎

★寄稿
絵図が語る 幕末 萩城下のコレラパンデミック 大脇良夫・國弘昌嗣・植村善博
「さばく」の言葉に惑う 徳岡正三
マドガイ(窓貝)の謎を追って(その2) 向後紀代美
岩手県陸前高田市 東日本大津波災害から10年 池田 碩

★書架
『地理教育フィールドワーク実践論』(池 俊介編著) 竹内裕一
『世界を一枚の紙の上に』(大田暁雄著) 森本健弘
『田舎はいやらしい』(花房尚作著) 柚洞一央
『デジタル社会の地図の読み方 作り方』(若林芳樹著) 前杢英明