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東日本大震災という体験を経て、少子高齢社会に生きるわれわれは、いま、「だれと・どこに・どう住むか」、そしてどのようにものごとを知り、どのように生活を組み立てるべきか。本書では、5つのキーワードからなる章立てで整理し、考えるための素材を提供する。3人の編者による鼎談では、いま住むことの困難と可能性を語り合う。
[主な目次]
1 だれと住むか
column 外国人―日本社会といかに共生するか―
2 どこに住むか
column 空き家―増加の背景に家族制度の変化―
3 どう住むか
column 住むことをめぐる政策―「住宅建設の20世紀」の現在―
鼎談 いま、住むとは
4 設備と住む
special feature スターハウス(赤羽台団地)に見る設備の昔と未来
column 震災応急仮設プレハブ住宅―求められる住むための質向上―
5 情報と住む
column 終の住まいとしての墓―問われる人生の仕舞い方―
おわりに 対談 住み続けるために
付録/年表 近代の「住む」を読む