エラーが発生しました。
全米を震撼させた、ナサール医師による性虐待事件の真相とは?!
2016年、米国体操連盟の医師が30年近くも女子選手200人余りに性虐待を働いた事件が暴露される。少女たちを護るべき保護者やコーチ、関係機関は何をしていたのか。綿密な取材で犯罪手口や体操界の構造的問題にせまる。
★推薦★
川本ゆかりさん(新体操元日本代表、1992年バルセロナ五輪出場)
指導者は心に傷を負う選手をけっして生み出してはいけません。選手が声を上げられる環境をつくることも指導者の役割のひとつであって、この努力こそ、選手たちをエンパワーメントし、より高いパフォーマンスを引き出すことになるはずです。選手のみなさんの競技生活がより良いものになることを願います。
土井香苗さん(国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表)
読み始めたら、とまらない。そしてこれは物語ではなく、現実だ。米国での事件だが、日本のスポーツの場でも性虐待は起きている。まずは、スポーツをするすべての子ども・若者たち、その親たちに読んでほしい。手遅れになる前に。そして日本スポーツ界も今すぐ本気で取り組むべきだ。
ミンキー・ウォーデンさん(Minky Worden:国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」 グローバル・イニシアティブ・ディレクター)
日本のアスリート、保護者、子どもたちに、スポーツで体罰や虐待を受けることは、国際人権法にも、スポーツのグローバル・ルールにも反するということを知ってほしい。 アメリカのトップ体操選手に起こったこの物語は、スポーツに関心を持つすべての人に警告を発している。日本でも、スポーツの安全を担うセンターが設立され、子どもを守るとりくみが動き出すことを願っている。