児童サービス論 第3版(ライブラリー図書館情報学)

金沢みどり 著

2,200円(税込)

株式会社 学文社

公共図書館などで取り組まれている児童サービスは、読書支援に加え、子どものリテラシーの育成、情報活用能力の育成、宿題支援および学習支援、公共性および社会性の育成、親など保護者への支援、児童福祉の推進など、重要な役割を果たしている。

近年の社会的な課題である少子化対策や子育て支援も含めて、より広い社会的な視野から子どもや子どもを取り巻く環境についてとらえ、今後の動向も踏まえながら子どもを主軸においた児童サービスのあり方について論じる。

章末に「考えてみよう・調べてみよう」と「読書案内」の項目を設け、各章の内容の復習、応用問題として実践できるよう、より学習の理解を深められるように工夫した。

国内外で0歳~18歳の読書を連続的に捉え、読書習慣の形成と継続について、家庭、学校、地域で総合的に支援しようという傾向がみられる。このような状況を踏まえ、児童サービスやヤングアダルトサービスに関する国内外の最新の動向を盛り込み、第3版を刊行した。