くじ引きしませんか? ― デモクラシーからサバイバルまで

◆〈運の平等主義〉と〈結果の不平等〉を多角的視点から考える「法と哲学新書」第2作。◆
 
人生に対して運が作用することをどう評価するか。現代のデモクラシーの淵源は、古代ギリシアの公職者くじである。また、生存のくじ、臓器くじ、じゃんけん等による決定方法、いわゆる「くじ」について、〈運の平等主義〉と〈結果の不平等〉を多角的な視点から考究する。意外に「ましな決定方法?」くじ引きへの誘い。「知の糧」への企て(法と哲学新書)第2弾。