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戸田五郎 著
9,900円(税込)
信山社出版株式会社
◆人権と主権の対峙局面を客観的に考察◆
「人権それ自体は普遍的価値であり,特に第二次世界大戦後,国際法がそれに関心をもち,それが諸国の行動を規律するまでに至っていることは事実であるが,国際法規則としての人権規範はあくまで主権国家の合意の下で成立するものであるという点で内在的制約を有するものであり,またときに人権あるいはその保護システムが主権と対峙することがある。」(「はしがき」より)