SDGsの教科書

フジテレビCSR・SDGs推進プロジェクト 編

1,980円(税込)

誠文堂新光社

■各章末コラムに登場していただいた方々(執筆者含む)*掲載順
佐々木 恭子(フジテレビアナウンサー)
内野 泰輔(フジテレビアナウンサー)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト共同創業者)
梅津 弥英子(フジテレビアナウンサー)
エマ・ワトソン(俳優)
安宅 晃樹(フジテレビアナウンサー)
清水 俊宏(フジテレビ)
ホセ・ムヒカ(ウルグアイ元大統領)
古市 憲寿(社会学者)
千田 淳一(フジテレビ)
西山 喜久恵(フジテレビアナウンサー)
天達 武史(気象予報士)
河口 真理子(立教大学特任教授)
竹田 有里(環境ジャーナリスト)
池上 彰(ジャーナリスト)
根本 かおる(国連広報センター所長)
木幡 美子(フジテレビ)
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SDGsって聞いたことあるけど、いろいろあって難しそう……。
地球のどこか遠くの問題なんじゃないの?
こんなふうに思ったりしていませんか?

SDGsとは、「誰一人取り残さない世界」の実現に向けて2015年に国連で採択された、2030年までに目指すべき世界共通の持続可能な開発目標のことです。「サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ」が正式名称です。

「ゴールズ」というからには目標は一つではない? そう、17の目標が設定されています。貧困、飢餓、健康、教育、性別による格差、気候変動、平和……。さまざまなテーマを設定して、「こうなるべき」というゴールを掲げました。

大きな目標を達成するためには、具体的な、より小さな目標が必要です。それらは「ターゲット」と呼ばれ、全部で169個設けられました。

「SDGsってなんだろう?」
「どうしたらそれが達成できるんだろう?」
その疑問は、上に書いた17の目標とは何か、169のターゲットとはどんなものなのかを知らなくては解消することはできません。
パズルを完成させるのと同じで、全体を把握して初めて、自分に身近なことは何か、どんなふうに行動を変えられるかなど、具体的なアクションが始まっていくのです。

この本では、17の目標と169のターゲットをすべて、「一つ残らず」わかりやすく解説します。
この本を読み終えたら、「SDGsとはこういうもの」がわかるようになっています。

17のテーマごとにコラムを設け、ジャーナリストの池上彰さんや気象予報士の天達武史さん、さらにはウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさん、報道の仕事で世界中の問題を自分の目で見てきたテレビ局のアナウンサーの人たちなどが担当しました。それぞれが得意とする分野をじっくりと論じ、パズルの1ピース目となる小さなアクション(行動)を提案します。

まずは知ること。それから考えること。
アクション(行動)へのきっかけを詰め込んだ、SDGsの教科書を手に、世界を見渡してみませんか?

目次
目標1 貧困をなくそう
目標2 飢餓をゼロに
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標4 質の高い教育をみんなに
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
目標6 安全な水とトイレを世界中に
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任 つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標14 海の豊かさを守ろう
目標15 陸の豊かさも守ろう
目標16 平和と公正をすべての人に
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう