多元主義の国際法 ― 国際法と人権法の交錯

加藤 陽 著

9,680円(税込)

信山社出版株式会社

◆多様な法秩序のせめぎあいと法理論◆

多様な法秩序がせめぎあい,抵触を引き起こす中で,どのような理論的立場が妥当しえるのか。国連憲章と人権法の抵触を検討し、分散的な秩序を提示。平和の維持を目的とする国連安保理の制裁と, それに対する人権保障の要求との攻防を描く。