30歳からの“非常識”思考トレーニング――逆転の発想編

西村克己

300円(税込)

Panda Publishing

あなたは当てはまりませんか?

・いつも力技で、仕事をしている
・勉強は得意だけど、問題を解決するのは苦手な
・企画力や発想力を身に付けたい

本書はそんなあなたに、仕事に役立つ「考えるためのテクニック」を伝授します。

もはや日本は、効率化を追求しただけの働き方では、アジア諸国に勝てません。
これから正社員には、現状の維持だけでなく、新しい付加価値を生み出す発想力が求められてきます。

新しい発想を生み出すためには、学校で習った知識だけでは不十分です。

現実の問題は、答えが一つではなく、“よりよい解答”を求める力が必要とされるからです。

本書を通じて、「考えるためのテクニック」を身に付ければ、脳の今まで使っていなかった部分が鍛えられるはずです。

あなたは次のトレーニング問題にすぐに答えられるでしょうか。

《見落としなく判断するトレーニング》
あなたは別荘を探している。
不動産屋から物件を紹介され、実際の内見は初めてだったが、立地・建物ともにひと目で気に入った。

しかし予算ギリギリだが、購入できない金額ではない。
不動産屋は「他にこの物件を検討している人もいる」と言う。

買う? 見送る? あなたはどうするべきか?(どう考えるべきか?)

【目次】
はじめに

第1章 眠った脳がめざめるパズル——年で思考がマンネリ化してきた人へ

1 先入観から自由になるトレーニング
2 思い込みを捨てるトレーニング
3 常識を打ち破るトレーニング
4 見落としをなくすトレーニング
5 発想を転換するトレーニング
6 流れに乗るトレーニング
7 正しく決断するトレーニング
8 組織の視点に立つトレーニング
9 人間関係に配慮するトレーニング
10 差別化するトレーニング
11 論点を定めるトレーニング
12 よい言葉を使うトレーニング

第2章 ものの見方が広がるパズル——「判断を間違える」ことが多い人へ

1 認識のズレを防ぐトレーニング
2 大局をつかむトレーニング
3 グランドデザインを描くトレーニング
4 単純化するトレーニング
5 相手の立場を考慮するトレーニング
6 ヒントを集めるトレーニング
7 評価基準を持つトレーニング
8 戦略を立てるトレーニング
9 図解の3種の神器

第3章 発想することがクセになるパズル——「企画力は才能」だと思っている人へ

1 連想力をつけるトレーニング
2 アイデアを出すトレーニング
3 ヒントを見つけるトレーニング
4 集団で発想するトレーニング
5 頭脳を遊ばせるトレーニング
6 キーワードで発想するトレーニング
7 速く発想するトレーニング

【著者略歴】
西村克己(にしむら・かつみ)
岡山市生まれ。芝浦工業大学大学院客員教授、経営コンサルタント。
1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修士課程修了。富士写真フイルム株式会社を経て、
1990年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。
2003年より芝浦工業大学大学院「工学マネジメント研究科」教授、2008年より芝浦工業大学大学院客員教授。
専門分野は、MOT(技術経営)、経営戦略、戦略的思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキング、図解思考。
著書に、『よくわかる経営戦略』(日本実業出版社)、『論理的な考え方が身につく本』(PHP研究所)、
『経営戦略1分間トレーニング』『1分間ジャック・ウェルチ』(共にSBクリエイティブ)など多数。