モビリティ用電池の化学

日本化学会 編

4,620円(税込)

株式会社化学同人

電池は社会を支える重要な技術で,その構造にはさまざまある.2019年のノーベル化学賞は,リチウムイオン二次電池の開発に対して,吉野彰博士が共同受賞した.リチウムイオン電池に代表される高エネルギー密度の二次電池や,水素を用いる燃料電池が,私たちの生活様式を革新するモビリティ用電池として注目されている.その二種類の電池に焦点を当て,高性能電池をつくるための最新技術を紹介する.吉野博士が巻頭に特別寄稿.