黄昏のベルリン

連城三紀彦 著

東京創元社

国境を越えて展開する一人の画家の探偵行、その果てに巧緻な騙し絵の如き真実が浮かびあがる。第二次世界大戦と東西冷戦――二つの戦争の背後に仕掛けを凝らした推理長編。