自律神経となかよくなるぴょんぴょん体操

宮腰圭 著

1,287円(税込)

サンマーク出版

わけもなく気分が憂鬱、なぜだかカラダがだる重い。
そんなときは、自律神経の不調を疑ってみてください。
というのも、自律神経というと「ストレスから」と思いがちですが、
「ごくごく日常的な外的要因」によっても
自律神経の不調はカンタンに引き起こされてしまうから。

たとえば、「深夜に光を浴びること」もそのひとつ。
とても繊細な自律神経は、強い光を察知すると、深夜にもかかわらず、日中に働くはずの交感神経をオンにしてしまいます。
また、「アゴのかみしめ」にも注意が必要。かみしめることで咬筋(こうきん)が過度に緊張状態になると、脳はそれを察知し、交感神経を優位に働かせてしまうのです。

誰にでも起こりうる、自律神経の不調をカンタンに整えてくれるのが、
本書でご紹介する、「その場で1分跳ねるだけのぴょんぴょん体操」です。
ポイントは、「足の向き」を、自分の骨盤のゆがみに合わせたものにすること。
骨盤のゆがみを整えた状態でその場で跳ねることで、
骨盤のゆがみを矯正し、自律神経の通り道である背骨のゆがみを整えます。

その場で1分。できれば1日3回行うと不調の改善にはとても有効。
カンタンですが、実際やってみるといい有酸素運動になるのも事実。
歯磨き前後に1分、着替えるときに、姿見の前で1分、靴を履く前に1分……
暮らしのなかの、ベストなタイミングに組み入れて、
あなたの自律神経ともっとなかよく、ココロもからだも快活な毎日を過ごしましょう。

(本文)
■交感神経の働きすぎ、副交感神経のさぼりすぎ
■交感神経と副交感神経は「シーソー」ではなく「切り替えレバー」
■ストレスがない人でも、こうして自律神経は狂っていく
■背骨と自律神経の深い関係
■骨盤の「開き」を見きわめよう
■跳ねれば「天然の精神安定剤」が分泌される