#MeTooの政治学: コリア・フェミニズムの最前線

鄭喜鎭 編, 権金炫怜 著, 橌砦昀 著, ルイン 著, 金李イスル 訳, 申琪榮 監修

2,640円(税込)

大月書店

韓国において「革命的」といえるほど大きな盛り上がりを見せた#MeToo運動。その根底に流れる理論と実践を提示。韓国フェミニズムの現在に対する批判的な分析は、日本のフェミニズム・ジェンダー状況を対比的に浮き彫りにする。

【推薦】
伊藤詩織さん(ジャーナリスト)
菊地夏野さん(名古屋市立大学准教授)

【目次】
まえがき──日常の革命、#MeTooの政治学
あの男たちの「女性問題」――韓国の進歩的男性権力者の#MeToo運動に対する理解(権金炫怜)
女性に対する暴力と#MeToo運動(鄭喜鎭)
春香には性的自己決定権が必要だった(橌砦昀)
ジェンダー概念とジェンダー暴力(ルイン)
MeToo運動とフェミニズムの「大衆化」――本書の解説に代えて(申琪榮)