「10の姿」をこえる保育実践のために

井上 寿美・佐藤 哲也・堀 正嗣 編著

1,760円(税込)

解放出版社

2017年に改訂(定)された就学前保育・教育施設の指針・要領が提示した「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(「10の姿」)をどうとらえるのか。現役保育者と研究者が、現場の実践事例(エピソード)をふまえ人権の視点に立って提起する。
PartⅠは、保育現場でのエピソードをめぐって経験年数の異なる保育者と研究者が、子どもの「あるがまま」の姿を大切にして話し合いを深めながら、「10の姿」をこえる保育実践を考える座談会。PartⅡは、研究者がカリキュラム論、子どもの権利論、インクルーシブ教育論の視点から「10の姿」を考察する。