まだ、そこにいるの?

福嶋宏盛 著

1,100円(税込)

サンマーク出版

チャンスをつかむためにいちばん大切なことは何か
それを教えてくれる、小さな黒アリの物語


なぜ、こんなことに気がつかなかったのだろう。
でも、気づいただけでもよかったよ。
もしも、ずっとあのままだったらと思うと……。

丘の片隅にたたずむ一本の老木。枯れ果てたその木は、長い間、その丘の平安を見守ってきた。
あるとき老木は、一匹の小さな黒アリ、ノーチスに出会う。
裏切り、失敗、孤独など、さまざまな困難を乗り越えて成長していくノーチスに、
若かりし頃の自分を重ねながら、老木はひとりつぶやく……。

誰にも聞こえない声で語られたその言葉は、
「突然の変化」が訪れたとき、
「今までどおり」が通用しなくなったとき、
きっとあなたの助けになってくれるはずです。