パウロ・コエーリョ 賢人の視点

パウロ・コエーリョ 著, 飯島英治 訳

1,485円(税込)

サンマーク出版

世界的ベストセラー『アルケミスト』の著者パウロ・コエーリョによる、85編からなる珠玉の掌編コレクション。
仕事や人生について思うこと、出会った人々がきっかけとなって考えたこと、世界中を巡った先々で起こった出来事、友人から聞いた寓話や教訓……。
喜びもあれば悲しみもあり、発見もあれば後悔もある日常生活のさまざまな場面のなかから、生きることの意味を見つめていく、深淵なるメッセージ。

「この世にかりそめの生を受けた誰もが、留まることのない人生の流れのなかで過ごし、そして必ず死を迎える。
流れ続ける浮世の日々を、最期のときまで余すことなく生き抜こうとする著者の、愛情と祈りに満ちた掌編集が本書である」――訳者あとがきより

【目次より】
Ⅰ この世を去るのに悪い日などない
旅をする本/どんな葬儀を望むか/エレガンスについて/山を登る方法/傷痕こそ祝福/虚無と向き合う/自分自身の伝説を生きる ……

Ⅱ 旅とは冒険である
旅は最高の学習方法/道を行くリズム/バナナと人生の意味/ノーマの幸せの秘密/網の手入れ/愛だけで十分だった/死後、世界をめぐる ……

Ⅲ 愛をもって見てみれば
詐欺と慈善/足りないパーツ/ほどこしについて/家を建て直す/雲と砂漠と雨と楽園/自分の心に従って動く/雑草と呼ぶ植物について ……

Ⅳ 希望だけは捨て去るわけにはいかない
ピレネーの山荘にて/学歴の価値とは/セカンド・チャンス/祈りつづける/不可能を信じる/新たなる100年期の規範/愛に心を閉ざさない ……