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高層建築を木造で建てたり、新しい木質材料が出てきたりと、木造の開発が進む日本。しかし「林業は儲からない」「山が荒れている」という声は消えない。また輸入材に頼ってきたことで、コロナ禍以降、木材価格の高騰や、材料が手に入らないという「ウッドショック」が起きている。各地のスギやヒノキが伐採の適齢期を迎えていくなかで、これからはどのように木を使っていけば良いのだろうか。設計者・デザイナーに求められることとは?今回の特集では木に新たな魅力を見出し林業に取り組む林業家、木の魅力を生かして設計・デザインに取り組むつくり手たちを取材した。