眼鏡屋は消えた

山田彩人 訳

東京創元社

部室で目覚めると、8年間の記憶が失われ高校時代に逆戻り。どうやら母校で教師をしているらしい。おまけに親友の実綺が高二の文化祭前に亡くなっているなんて!? 二人で『眼鏡屋は消えた』を上演するべく奮闘していたのに。あたしは最も苦手としていた、イケメンの元同級生・戸川涼介とともに真相を探る決意をしたが……。ハイテンションな筆致で贈る、第21回鮎川哲也賞受賞作。著者あとがき=山田彩人