有機化学1000本ノック 反応機構編

矢野 将文 著

3,300円(税込)

株式会社化学同人

大学の有機化学では,反応の最初と最後だけ覚えるのではなく,その途中の過程を一つ一つていねいに追いかけることが求められる.反応は結合の切断と生成の繰り返しであり,どれだけ分子構造や反応が複雑になっても,電子の移動(曲がった矢印)が正しくわかっていれば怖れることはない.『命名法編』,『立体化学編』と同様に1000問超の問題を掲載.電子の移動が「身体に染みつく」まで解いて解いて解きまくれ!

<目次>
1章 酸と塩基
2章 共鳴
3章 結合の生成,切断の基礎
4章 アルケンの反応
5章 アルキンの反応
6章 芳香族の求電子置換反応
7章 ハロゲン化アルキルの置換反応
8章 ハロゲン化アルキルの脱離反応
9章 アルコールの置換反応
10章 アルコールの脱離反応
11章 エーテル・エポキシド・チオール・スルフィドの反応
12章 カルボニル基上での置換反応
13章 カルボニル基上での付加反応
14章 カルボニル基のα位でのハロゲン化
15章 カルボニル基のα位でのさまざまな反応