「あいだ」の思想: セパレーションからリレーションへ

高橋 源一郎 著, 辻 信一 著

1,760円(税込)

大月書店

新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。

【主な目次】
はじめに 辻信一
第一章 さまざまな「あいだ」
第二章 「あいだ」を広げる二つの視点(田中優子・山崎亮)
第三章 「あいだ」は愛だ
第四章 「あいだ」で読み解くコロナの時代
第五章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」
おわりに  高橋源一郎