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組織に属さない建築家は、自分の手で仕事を手繰り寄せるしかない。本書は、美術館のプロポーザルで幸運にも設計の機会を得た著者・宮崎浩の構想から竣工までをまとめたもの。具体例を通じて、ひとつの美術館がどのように考えられ、つくられるのかよくわかる。建築関係者、とくにこれからこの道へ踏み込もうとしている若い建築関係者にお勧めの一冊。
[主な目次]
chapter1 はじめる プロポーザルへ
敷地レベルを読み切りたいと思った/ ワークショップ 見えない「施主」との出会い
chapter2 プランニング 構想をかたちへ
構想から設計へ/ 「つながる美術館」というコンセプトをかたちにする
chapter3 つくる・考える・つくる 現場にて
図面の背後にある建築家の意図を読み取る
chapter4 つかう 完成しない美術館へ
美術館は人々を巻き込みながら進化・成長していく
chapter5 ここに注目! 建築ガイド