現場で役に立つ! 臨床医薬品化学

臨床医薬品化学研究会 編

4,400円(税込)

株式会社化学同人

医薬品の性質を理解することに重きを置き,有機化合物としての医薬品の物性,反応性および分子レベルでの医薬品の作用機序について理解し,医療や臨床の現場で説明できるようにするための学びの教科書.薬学教育モデルコアキュラムに掲げられている,医療の現場でよく出合う,代表的な「8疾患」を治療するための医薬品をできるかぎり網羅した.構造式を収載した[医薬品FILE]には一般名とともに販売名とステムも記載.また,二次元バーコードは添付文書やインタビューフォームに飛ぶことができる.本書で学び,病院実習や薬局実習,そして未来の臨床さらに創薬現場で,ぜひ役立てていただきたい.

Part1 医薬品を理解するための基礎知識
1章 現場で必要な臨床医薬品化学とは
2章 医薬品と生体との相互作用
3章 医薬品のコンポーネント――ファーマコフォア,バイオアイソスター
4章 プロドラッグとアンテドラッグ

Part2 代表的8疾患の医薬品
代表的8疾患を学ぶ意義
5章 がんとその治療薬
6章 糖尿病とその治療薬
7章 循環器疾患とその治療薬
8章 精神・神経疾患とその治療薬
9章 高血圧症とその治療薬
10章 免疫・アレルギー疾患とその治療薬および抗炎症薬
11章 感染症とその治療薬
12章 そのほかの重要な治療薬