日本のSDGs: それってほんとにサステナブル?

高橋 真樹 著

1,760円(税込)

大月書店

官民挙げて推進されるSDGs。でも中には疑問符がつく例も…?
本当に持続可能な社会をつくるには、「ロゴだけ」ではない本質を見極める目が市民にも必要。各分野の日本の現状と取り組み例を紹介しながら問題提起する。

【目次】
はじめに―― モヤモヤする、日本のSDGs
1章 SDGsは何をめざしているのか?
2章 これでいいのか? 日本のSDGs
[SDGs識者インタビュー]ニールセン北村朋子さんに聞く デンマークがSDGs先進国である理由
3章 日本とSDGs 八つの論点
[1]貧 困
[2]働き方(ディーセントワーク)
[3]ジェンダー平等
[4]教育
[5]災害対策
[6]エネルギーと気候変動
[7]海洋プラスチック問題
[8]つくる責任つかう責任
[SDGs識者インタビュー]井田徹治さんに聞く 日本は環境危機とどう向きあうべきか?
4章 パートナーシップで貫く七つの実践例
[実践例1]誰一人取り残さないために 生活困窮者の支援に取り組む NPO法人 もやい
[実践例2]学校給食を地元産の有機米に 千葉県いすみ市の有機農業
[実践例3]森林と人の暮らしとの共存をめざす 群馬県みなかみ町 赤谷プロジェクト
[実践例4]変革を起こす小さな拠点 ラッシュジャパン
[実践例5]本業で社会課題の解決をめざす「ソーシャルプリンティングカンパニー®」大川印刷
[実践例6]空き家問題やゴミ問題の解決をめざすソーシャルベンチャー リビルディングセンタージャパン
[実践例7]地域経済の循環をめざすエネルギーを通じたまちづくり 岡山県津山市、宮城県仙台市、北海道ニセコ町
[SDGs識者インタビュー]田中信一郎さんに聞く SDGs時代の持続可能なまちづくり
あとがき――できない理由よりできる方法を探す
参考文献