行政裁量と衡量原則

海老澤 俊郎 著

9,680円(税込)

信山社出版株式会社

◆憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う

 
行政決定における判断要素の選択と判断過程の合理性欠如。その裁量統制手法を軸に、行政裁量論と衡量論を凝視。憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う、再考への一石を投ずる渾身の書。