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イグノーベル賞を2度も受賞した著者が語る,めくるめくアニマルモーション研究の物語.アメンボはどうして水の上を進めるのか? トビヘビは羽もないのにどうして滑空できるのか? ラクダのまつげは本当に砂を防いでいるのか? 蚊が雨の中を飛べるのはなぜか? ゴキブリが踏みつぶされても生きてるのはなぜ? などなど,好奇心から発せられる動物の動作や機能への疑問を解明するため,物理や数学を駆使して切り込み,その真理をロボティクスに取り入れていくさまに,わくわくが止まりません.安心してください,数式はまったく出てきません.高校生からたのしめる,科学読み物です.
序章 ようこそ,アニマルモーションの世界へ
1章 水の上を歩く
2章 砂の中を泳ぐ
3章 空飛ぶヘビのかたち
4章 まつげとサメ肌
5章 死んだ魚が泳ぐとき
6章 雨の中を飛ぶ
7章 腕力の裏に知力あり
8章 アリは液体か?
終章 アニマルモーションの未来