住まいの境界を読む  新版

篠原聡子 著

2,530円(税込)

彰国社

住まいはさまざまな境界をもつ。本書は、建具、縁側、中庭、路地など住宅の内外を構成する境界が、バラバラで孤立を深める個人を、どう受け止め、どうつなぐことができるのか、についてのフィールドワークである。
[目次]
はじめに 境界のフィールドワーク
第1章 動く境界(場所を読み替える装置/四〇年目の二DK ほか)
第2章 拡幅された境界(情報の通路/スペラール砧 空気の壁/森山邸 ほか)
第3章 積層する境界(発見されたコモン/赤羽台団地 ほか)
第4章 連続する境界(ルーフ・テラス・ハウス/現代長屋TEN ほか)
結びに代えて 境界の再編から住まいの再編へ
新版のまとめ 建築家にとって境界とは 高橋晶子×篠原聡子