地理 2020年9月号

古今書院地理編集部 編

1,390円(税込)

古今書院

【目次】
★特集:フィールドの安全対策を考える
古くて新しい問題-フィールドワークの安全対策 澤柿教伸
フィールドワークの安全リテラシー 茅根 創
リスクマネジメントの国際規格の実践
 -フィールドや日常でのリファレンス 榊原健一
感染症対策の考え方 三島伸介
グローバル・クライシス時代のフィールドワークにおけるリスクマネジメント
 -海外フィールドワークからの撤退マニュアル 内藤直樹
フィールドワーカーの留守番家族が考える安全対策とは
 -コロナ禍のウガンダ国空港封鎖の経験 椎野若菜
あの時を振り返って 橋本栄莉・松波康男
フィールドの人びとに支えられた安全
 -バングラデシュ農村における住み込み調査 杉江あい・野中健一

★寄稿
京都・比叡山地の開発と災害 池田 碩
ベトナム中部グエン朝初代皇帝陵における伝統的水利システムと
 その再生への課題(前編) 平井幸弘

★連載最終回
地形分類図:作成の課題と防災活用 10
 地形分類図の活用-安心安全な社会づくりの基盤 須貝俊彦

★連載
授業で使えるはじめてのGIS 4
 地理院地図を使って小地形を理解しよう
 -富山県・黒部川扇状地を題材とした地理学習 麻生慶彦
見てわかる世界の気候アトラス 3
 温暖化で変化するケッペンの気候区分 三上岳彦
アフリカ諸国の現在 6
 銅像から見るポストアパルトヘイト南アフリカ 宮内洋平
絵図に描かれた鳥取藩の幕末台場 2
 因幡国の幕末台場 戸祭由美夫
海ごみ問題:地理学からの発信 4
 広島県など内海・内湾での海ごみの調査 磯部 作
中学校でフィールドワーク!「地域調査の方法」を実践してみよう 11
 公民的分野におけるフィールドワークの必要性 木村 諭
地図で何を教えるか 10
 地理の視点でSDGsについて考えよう!
 -GISで読み解く持続可能な社会 新井教之

★書架
『椿井文書』(馬部隆弘著) 網島 聖
『ラップランドの自然と人』(塚田秀雄訳著) 金田啓珠
『江戸水没』(渡辺浩一著) 財城真寿美
『地球気候学』(安成哲三著) 前杢英明
『多機能化する農村のジレンマ』(市川康夫著) 吉田国光
『中国の市』(石原 潤著) 戸祭由美夫
『地理学基礎3 地誌学概論 第2版』(矢ケ﨑典隆ほか編) 荒井正剛
『チェコ語の隙間』(黒田龍之助著) 一ノ瀬俊明