【電子版】住宅建築 No.450(2015年04月号) 天野太郎の建築―あるべきようは

建築思潮研究所 編

2,000円(税込)

建築資料研究社

鹿島建設設計部から遠藤新建築創作所へ出向し自由学園最高学部などを担当、その後1951年に遠藤新が急逝してからは、雑誌で遠藤の師・F.L.ライトの作品と文章を見てタリアセンへ渡って1年間「生活技術者」として過ごし、ライトの影響を強く受けた建築家・天野太郎。その言葉や作風は、人間の心に寄り添い、建築の本質に向き合う姿勢が読み取れる。本特集では天野太郎から始めて、遠藤新の加地別邸、ライトの帝国ホテルを絡めてその精神を伝える。建築評論家・長谷川堯さんの兄の家「長谷川さんの家」をめぐるインタビューも掲載。