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2020年1月、喜寿を迎えた私に電子書籍のお話が舞い込んできた。正に喜びの寿ぎ。
「書」は十巻を超えているが、その第一作目。
人生は山あり谷あり。
或る日、死ぬ程の苦しみの中にあった私は、不思議な言葉を現に聞いた。
「だって、生きている人間はいいじゃないか。
何度だって土俵に乗れるんだから」と。
私はその言葉に勇気づけられ、その後の人生を、生きる喜びを持って突き進んできた。
そして私は思い出したのだ。
小学生であった幼い私達に、毎日毎日詩を詠み、その詩の意味を聞かせて下さった先生の事。
先生から頂いた心の糧を、皆にも伝えたくて、還暦記念に出版した「書」。