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◆刑法の問題がどのような形で起き、実務はどう対応したか ― 800件に及ぶ刑法総論関係判例を再検討した切れ味鋭い体系書◆
刑法の問題がどのような形で起き、実務はどう考えたかを知るために、本書はかなり多くの判例を、しつこいくらい引用した。法律学を学ぶ者は判例と学説を理解することが最低限必要であるが、さらにこれを武器として変革を求めなければならない。動中に静を求める時代から静中に動を求めなければならない時代になっているという認識に立って本書を執筆した(「はしがき」より)。