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嶋田 由美 著
5,280円(税込)
株式会社 学文社
「唱歌」が持つ特性は、当時の教育が目指したものにどのように寄与したのか。 学校教育全体の流れの中で、唱歌という教科に課せられた役割と位置づけを明らかにして「唱歌」に立脚し推進されてきた日本の音楽教育の特殊性を明確にし、今後の音楽教育の課題を考えていく。
1890年代から1910年代初頭(明治20年代~同40年代)を画期と捉え,唱歌教材,唱歌教授細目,新聞雑誌掲載記事等の分析と検討によって実証するという手続きのもとに論述する。