沖縄 記憶と告発の文学: 目取真俊の描く支配と暴力

尾西 康充 著

2,860円(税込)

大月書店

基地反対闘争の最前線に身を置き続ける芥川賞作家・目取真俊は、小説の中では沖縄の地域共同体に内在する権力・差別・暴力を鋭く描きだしてきた。その作品群と向き合いながら「本土」と沖縄の関係を問い直そうとする批評集。