長期停滞の資本主義: 新しい福祉社会とベーシックインカム

本田 浩邦 著

2,750円(税込)

大月書店

経済と社会の「二重危機」に対する
リベラルな民主的代替戦略とは?

長期停滞のもとでのネオ・ファシズムの台頭、
雇用と社会保障の劣化、地方衰退にどう立ち向かうか。
100年を超える歴史的視野から現状を分析し、
リベラル・左派のベーシックインカム論を提示する。

[著者]本田浩邦(ほんだ・ひろくに)
1961年生まれ。獨協大学経済学部教授。専門はアメリカ経済論。
著書に『アメリカの資本蓄積と社会保障』(日本評論社、2016年。第1回アメリカ経済史学会賞〈鈴木圭介賞〉受賞)、『現代アメリカ経済分析――理念・歴史・政策』(共著、日本評論社、2013年)ほか。