音声認識による「記録の改革」/株式会社アドバンスト・メディア[全6頁]

映像情報メディカル 編

500円(税込)

産業開発機構株式会社

近年問題となっている医療従事者の働き方改革。従来から医療現場は、医師や看護師ほか医療従事者の長時間労働により支えられてきていることは明らかである。その長時間労働の業務内容は多岐にわたっており、そのうちの1つの業務として、記録に係る時間の割合が高いことがある。患者を中心とした医療の実現のためには、チーム医療や地域連携が不可欠となっており、情報の共有の重要性が増加、治療や患者状態の記録は欠かせない。その記録は紙への記録、電子カルテをはじめとしたさまざまな部門システムへの記録である。
働き方改革の実現の一歩として、この「記録時間の短縮」は重要な要素と考えられている。ここでは、「記録の改革」に絞り、音声認識技術の活用による、記録時間の短縮と正確な記録への取り組みについて述べる。