プリズム分光を用いた近赤外線から短波赤外線における画像応用/株式会社ブルービジョン[全7頁]

映像情報インダストリアル 編

380円(税込)

産業開発機構株式会社

当社は、プリズム分光を用いた400nmから1,900nmの特殊波長カメラならびに専用レンズの製造販売を行っている。赤外線の特長は、可視光に比較して波長が長いので、被写体の内部まで見えることがある、また特定波長において光の吸収帯をもっていることを利用できる。たとえば、1,450nm付近で物体のもっている水分の吸収量が検査できる、波長帯域が広いので分光イメージングに適した分光波長を選択できる等の特徴をもっている。
本稿では、可視光から1,900nmのSWIR波長帯域(短波赤外線)に有用な入力装置である、分光カメラを紹介する。