子どもの本のもつ力: 世界と出会える60冊

清水真砂子 著

1,760円(税込)

大月書店

生きる喜び、人々への信頼――
子どもたちに贈りたい60冊の本

『ゲド戦記』の翻訳や児童文学評論で知られる著者が選ぶ、60冊の「子どもの本」。
子どもに手渡す本、読みきかせる本を考えたい方々、子どもにかかわる仕事の方々に。
「『先生はどうやって、子どもに贈る本を選ぶんですか?』私の答えはいつも同じでした。……」(本書より)

◎著者
清水真砂子(しみず・まさこ)
1941年、北朝鮮に生まれる。児童文学者・翻訳家。
9年間の高校教諭を経て、2010年3月まで青山学院女子短期大学専任教員。
最近の著書に、『あいまいさを引きうけて』『不器用な日々』『本の虫ではないのだけれど』(かもがわ出版)、
『大人になるっておもしろい?』(岩波ジュニア新書)、『そして、ねずみ女房は星を見た』(テン・ブックス)、
『青春の終わった日――ひとつの自伝』(洋泉社)など。
主な訳書に、アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』全6巻(岩波書店)など。