ふるさとって呼んでもいいですか: 6歳で「移民」になった私の物語

ナディ 著, 山口元一 解説

1,760円(税込)

大月書店

6歳で来日し、言葉や習慣、制度の壁など数々の逆境の下でも、
周囲の援助と家族の絆に支えられ生きてきたイラン人少女の奮闘と成長。
移民社会化する日本で、異文化ルーツの子どもたちが直面するリアルを
等身大で語った貴重な手記。

星野智幸さん(作家)絶賛!!

30年間、この本の登場を待っていました!
「デカセギ」で海外から日本にやってきた人たちの子どもが、自分の言葉で
その人生を語る日を、ずっと待ち望んできました。
その言葉の、なんと新鮮で血が通っていて胸に響くこと!
語ってよいのだ、自分の言葉で自分を語ることは自分がここにいることの
証明そのものなのだ、という思いにあふれていて、誇りを感じます。
私たちの社会は今、こんな豊かさを手にしているのです!