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鶴田清司 著
19,800円(税込)
株式会社 学文社
「物語や小説を読む」「テキストの意味が分かる」とはどういうことなのか。読書行為という日常的な実践のなかに潜む、このような本質的な問いに対して、私たちはどう答えることができるのか。ガダマーやリクールらの解釈学を手がかりにして、そうした根源的な問題を視野に入れた文学教育論を構築し、新たなる実践を開拓する。 これまで異質の世界に属していた新しい解釈学理論と文学教育実践との間に、「読むこと」の理論と実践の関係を問うことにより、創造的な架橋をする試みである。