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「私、本当の本当に嬉しいんですよ。好きな人と契れるだなんて思ってもみなかったから」アヴァロンの漆黒を巡る策謀のなか、愛しい王子をサグラード王家に迎え入れたフランシスカ。王家の墓所で執り行なわれる、静謐でどこか禍々しい婚礼の儀式。「これであなたも私たちの“同類”ですね」婚儀を終えたアレクシスにほほ笑む姫巫女の言葉は、なにか不穏で……。新妻として異形の股間に貫かれる甘やかな“初夜”のあとに語られたのは、サグラードの始祖が冥府の神と交わした契約。血を交えた王子と姫巫女はダンジョンの深淵で絶対者と対峙し、やがて混沌は終焉を迎える。
「小説家になろう」の男性向けサイト「ノクターンノベルズ」で累計650万PV突破の姫巫女調教ファンタジー、想いをこめて──いざ、最終章。