代償請求権と履行不能

田中 宏治 著

7,920円(税込)

信山社出版株式会社

◆代償請求権に関する本邦初の研究書が、待望の刊行。今後の研究や実務、学習にまで広く有用の書◆
 
本書は、代償請求権に関する本邦初の単行書であり、とりわけ平成29年民法改正によって新設された代償請求権規定(民法422条の2)および履行不能規定(民法412条の2)を考察。それらが立法された経緯や、それに至る沿革、さらには外国法の状況を詳細に紹介したうえで、今後、具体的にどのような問題が生じるか、また、その場合に裁判官がどのような基準で判断を下すべきか、広範かつ精緻に検討した待望の書。