消費者事故調-その実像と将来像―

鶴岡憲一・河村真紀子 著

2,035円(税込)

株式会社 学文社

消費者庁の内局として発足した、消費者安全調査委員会(略称・消費者事故調)は、消費者安全法上の「消費者事故等」に準じ、ほとんどの生活空間事故(エレベーター、エスカレーター、ガス湯沸かし機、給湯器に関わる事故など)について、事故調査に〈消費者・生活者目線〉で臨む常設の事故調査専門機関である。
 各種事故の遺族、事故原因関係者の声、議論の経緯と戦後の事故調査の略史のほか、欧米の事故調査体制をも踏まえ、消費者事故調の意義と、これまでの調査実績の評価を含む実像、確認された課題、さらに、それらを踏まえて事故調の目指すべき将来像を紹介。
 消費者相談に対応する関係者はもちろん、消費者自身の参考にも資する情報をも盛り込んだ。