100人中99人にマイナスが分配される時代の 脱・常識『資産運用』

出島昇 著

1,210円(税込)

株式会社アールズ出版

経済の収縮によって生じる“マイナス”があらゆる分野におよんで、それが日本国に暮らす人々に広くあまねく分配されるようになって、すでに20年が過ぎようとしています。
株式市場の暴落から始まった長期収縮トレンドは、あまたの企業倒産をもたらし、地価の下落を呼び、雇用不安、賃金の減少、増税、社会保障費の負担増など、様々なマイナスの形を取って分配されてきました。
長期収縮トレンドは、これまで経験したことがない未知の環境です。全体が保有する価値が収縮していく環境で、個人が保有する資産を守り、殖やすには一体どうしたらいいのでしょうか─。長年にわたり個人投資家の資産形成に向けた助言活動を行ってきた著者が、そんな時代の資産運用の「考え方」から「スタンス」、「具体的な方法論」まで、直言します。