河井弥八日記 戦後篇3 [昭和二十七年~昭和二十九年]

<編集>尚友倶楽部/中園裕・内藤一成・村井良太・奈良岡聰智・小宮京

10,120円(税込)

信山社出版株式会社

【第一線の研究陣による、待望の日記原本の翻刻。各巻それぞれに〈解説〉を付し、読みやすく活字化、その現代的意義を提示。[全5巻]】

貴族院から参議院への動き、皇室への献身、新憲法の制定、砂防運動、報徳運動など、終戦前後の貴重な日記の原本を翻刻。政治学、歴史学、憲法学など幅広く現代的意義を持ち、各巻、現在第一線で活躍する研究者の〈解説〉も付した充実の書。

★【第三巻の内容】参議院議長就任/緑風会と吉田茂内閣末期の政局/独立回復、公職追放解除、破壊活動防止法、乱闘国会、議長監禁、第五福竜丸事件、皇室とのつながり等を、議長が記録する。

本第3巻には、村井良太教授による、第3巻をより分かりやすく、精緻に理解するために有益な「解説:転換期の参議院議長河井弥八 ― 占領後の課題と冷戦下での議会政治の再建」を付す。