IQonスペクトラルCTが拓く新たな心臓イメージングの世界/株式会社フィリップス・ジャパン[全6頁]

映像情報メディカル編集部

500円(税込)

産業開発機構株式会社

冠動脈CT検査は現在多くの病院で実施され、標準的な検査として認知されている。冠動脈CTは心臓カテーテル検査に比べ低侵襲であり、虚血性心疾患の診断や術後の経過観察として活用されている。近年では、画像コントラストの改善やアーチファクト低減、さらに心筋血流の評価においてDualEnergy CT技術の活用に大きな期待が寄せられている。フィリップスが開発したIQonスペクトラルCTは2層検出器を搭載することで従来のDual Energy CTでの煩雑なワークフローを改善し、日常検査におけるスペクトラルイメージングの使用を可能にしたCT装置である。本稿では、IQonスペクトラルCTの特長と心臓領域におけるスペクトラルイメージングの有用性について紹介する。