手術におけるVRアプリ「HoloEyes」の可能性/HoloEyes株式会社[全6頁]

映像情報インダストリアル編集部

380円(税込)

産業開発機構株式会社

手術では腫瘍の位置や血管、神経、骨などの組織を立体的な構造として把握する必要があるが、DICOMビューアを用いて複数の2Dのモニタに同時に複数の方向でスライスしたCT 画像を表示する方法、ボリュームレンダリングやポリゴンで3次元構築をするなどの手法があるが、いずれも2Dモニタからの表示情報を元に頭の中で3 次元の構造をイメージしているのが現在の状況である。
バーチャルリアリティ(VR)の活用は、DICOM ビューアのように自由な角度からデータを直感的な操作で見ることができ、3D腹腔鏡のように立体感をもって見ることができるため注目をされている。本稿では、手術におけるVRアプリ「HoloEyes」の可能性について述べる。