本当はラクなパイ作り

空閑 晴美

1,430円(税込)

誠文堂新光社

アップルパイやミートパイなど人気があるにも関わらず、やや手間がかかるイメージがあるパイ作り。
本書では、長年料理教室で教えてきた著者が、小さな失敗もめんどうも極力なくしたシンプルで、今までになく作りやすいレシピを提案します。

何より新しいのは、通常のパイ生地作りで行う「寝かせる」工程を、
「寝かせる」のではなく冷蔵庫や冷凍庫に入れっぱなしとすることで、毎日少しの時間で仕込みを行うことができる。
つまり、日々の生活の中、あるいは時間のある時に10分程度の仕込みを行っておけば、
あとは出来上がった生地にフィリングなどを加えて焼く、という新たな発想です。
これなら、日々の生活や急な来客にもぴったりの、焼き立てのパイをふるまうことができます。

パイ生地に使う材料は、粉、バター、冷水のみ。
塩や砂糖を使わないことで、べたつきにくく、扱いやすくなり、また極力手で触らないことで、
パイの層がしっかりキープでき、時間がたってもサクサクとした食感を楽しむことができます。

■目次
仕込んだパイ生地で焼く様々なパイ
塩味のパイ
私のスペシャリテ1 オリジナル・キッシュ・ロレーヌ
りんごのパイ
アメリカンクリームパイ
私のスペシャリテ2 ガレット・デ・ロワ
断ち落としの生地で作るパイ
仕込んだビスケット生地で焼く季節のタルト
季節のタルト
私のスペシャリテ3 赤ワインのタルト
断ち落としの生地で作るビスケット