多様化する乳腺画像診断システムー東陽テクニカ「MammoRead」シリーズー/株式会社東陽テクニカ[全6頁]

映像情報メディカル編集部

500円(税込)

産業開発機構株式会社

マンモグラフィは高精細画像表示および特有の読影手法を必要とするため、デジタル化への移行が遅れたモダリティの1つであったが、近年デジタル・マンモグラフィは急速に浸透し、同時にマンモグラフィのソフトコピー診断へ移行する施設も増加している。これまでフィルムと紙レポートで運用してきた施設や、院内でマンモグラフィ以外すべてフィルムレスという施設にとって、院内ですでに完成している運用やシステムに対し、いかにマンモグラフィシステムを組み込むかが、大きな課題となることも多い。また、3 D MMG(Tomosynthesis)や造影マンモグラフィなどの新技術の普及に伴い、乳腺領域の画像診断システムに求められる要素も増えている。それらはビューアシステムの機能に留まらず、レポートや院内の他システムとの連携など多岐にわたる。東陽テクニカは日々進化、多様化する現場の読影環境に合わせ最適な提案を行うことを目標としている。本稿では、東陽テクニカが提供するデジタル・マンモグラフィ画像ビューア「MammoRead」について記載する。