乳腺画像診断を支える新世代のカラー液晶モニタ~RadiForce RX560 MammoDuo~/EIZO株式会社[全7頁]

映像情報メディカル編集部

500円(税込)

産業開発機構株式会社

乳腺密度の高い受診者の乳がん検診では、正確な診断のため、マンモグラフィと超音波検査が併用されるケースが増えている。さらに、乳がんが疑わしい場合は、組織診やマンモトーム生検、乳房MRI、CTの精密検査が行われている。従来の乳腺画像診断向けモニタはモノクロタイプが一般的のため、こういった診断を行うには、モノクロモニタとカラーモニタを別々に用意する必要がある。しかし診断画像の種類によって使用するモニタが異なる環境では、診断の効率性や作業スペースの確保といった運用面に数々の問題があった。そこで当社は、モノクロモニタ同等の高い表示性能とカラー表示を両立する、5メガピクセルカラーモニタ2面構成「RadiForce RX560 MammoDuo」(レディフォース・RX560・マンモデュオ:以下、RX560)を開発した(図1)。本稿では、RX560の概要について紹介する。