乳腺超音波画像の進歩/森田孝子[全3頁]

映像情報メディカル編集部

500円(税込)

産業開発機構株式会社

乳腺超音波検査の有用性が増すなか、高解像度、高コントラストな超音波装置が開発されている。繊細なBモード画像が得られることにより、検診での検出能の向上、良性病変の確信度が上がり、感度向上、特異度向上が見込まれる。精査施設では、検診で検出された微小、微妙な病変を正しく判定することで、診断精度が向上する。しかし、われわれの診断能が上がらないと、せっかくよい装置があっても十分な情報を得ていないことになると考えられる。本稿では、最新の東芝メディカル社製 i800、i900シリーズのBモード画像と病理像を供覧し、その性能向上について述べる。