ネコソガレ

芳根京子 著

3,278円(税込)

太田出版

ずっと忘れない。忘れられない。

これが私の、十代最後の日々のすべて。



NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年下半期)の

ヒロイン・すみれとして駆け抜けた、19歳から20歳へ向かう春夏秋冬の軌跡。

過密な撮影の合間を縫うようにして訪れた、淡路島、神戸、東京、北海道への小旅行。

総撮影枚数15394カット。四季折々の景色のように、写真のなかの表情も移り変わってゆく。



朝ドラのクランクアップから数日後に語られた、ずっと胸に秘めてきた想い。

毎日1枚ずつ撮り溜めたチェキ。幼少の頃の写真とともに母が語る“娘・京子”。

想いを込めて形にした、写真集という名のタイムカプセル。